赤ちゃん殺し統計グラフ
警察庁「犯罪統計書」による。嬰児殺とは1歳未満の赤ちゃんを殺害すること。
1945~1972.5.14の沖縄の数値を含まない。
昭和23年と昭和24年は「犯罪統計書」に半年分のデータしか見つけられなかったので外している。
13歳以下の触法少年を含まない。たとえば昭和27年は2人、昭和28年は6人の触法少年が嬰児殺を犯している。
まったく関係ない者による犯行も含まれるが、大多数は父母かその愛人、または祖父母の手によるもの。特に母親が9割前後を占める。
総数 | 女(内数) | 少年(内数) | 女(内数) | ||
1940 | 昭和15年 | 186 | 151 | ||
1941 | 昭和16年 | 181 | 137 | ||
1942 | 昭和17年 | 206 | 159 | ||
1943 | 昭和18年 | 229 | 186 | ||
1944 | 昭和19年 | 182 | 138 | ||
1945 | 昭和20年 | 141 | 110 | ||
1946 | 昭和21年 | 202 | 147 | ||
1947 | 昭和22年 | 260 | 194 | ||
1948 | 昭和23年 | ※161 | ※124 | ||
1949 | 昭和24年 | ※147 | ※120 | ||
1950 | 昭和25年 | 321 | 255 | 37 | 35 |
1951 | 昭和26年 | 263 | 222 | 35 | 33 |
1952 | 昭和27年 | 226 | 183 | 25 | 25 |
1953 | 昭和28年 | 232 | 191 | 41 | 40 |
1954 | 昭和29年 | 182 | 148 | 31 | 30 |
1955 | 昭和30年 | 177 | 153 | 16 | 14 |
1956 | 昭和31年 | 142 | 121 | 15 | 14 |
1957 | 昭和32年 | 136 | 117 | 18 | 17 |
1958 | 昭和33年 | 117 | 101 | 12 | 12 |
1959 | 昭和34年 | 150 | 130 | 22 | 22 |
1960 | 昭和35年 | 158 | 137 | 18 | 18 |
1961 | 昭和36年 | 138 | 121 | 29 | 29 |
1962 | 昭和37年 | 143 | 126 | 26 | 25 |
1963 | 昭和38年 | 155 | 136 | 22 | 21 |
1964 | 昭和39年 | 148 | 136 | 30 | 28 |
1965 | 昭和40年 | 179 | 164 | 31 | 30 |
1966 | 昭和41年 | 173 | 35 | ||
1967 | 昭和42年 | 149 | 25 | ||
1968 | 昭和43年 | 186 | 30 | ||
1969 | 昭和44年 | 168 | 34 | ||
1970 | 昭和45年 | 190 | 30 | ||
1971 | 昭和46年 | 150 | 22 | ||
1972 | 昭和47年 | 148 | 141 | 19 | 18 |
1973 | 昭和48年 | 145 | 134 | 17 | 16 |
1974 | 昭和49年 | 153 | 140 | 22 | 21 |
1975 | 昭和50年 | 156 | 139 | 14 | 14 |
1976 | 昭和51年 | 152 | 133 | 11 | 11 |
1977 | 昭和52年 | 151 | 139 | 19 | 19 |
1978 | 昭和53年 | 137 | 125 | 14 | 14 |
1979 | 昭和54年 | 120 | 111 | 11 | 11 |
1980 | 昭和55年 | 122 | 115 | 5 | 5 |
1981 | 昭和56年 | 111 | 102 | 8 | 7 |
1982 | 昭和57年 | 118 | 109 | 13 | 13 |
1983 | 昭和58年 | 106 | 100 | 11 | 10 |
1984 | 昭和59年 | 97 | 88 | 9 | 8 |
1985 | 昭和60年 | 109 | 99 | 14 | 14 |
1986 | 昭和61年 | 78 | 75 | 10 | 10 |
1987 | 昭和62年 | 87 | 82 | 8 | 8 |
1988 | 昭和63年 | 70 | 66 | 7 | 7 |
1989 | 平成1年 | 56 | 51 | 3 | 3 |
1990 | 平成2年 | 69 | 66 | 5 | 5 |
1991 | 平成3年 | 47 | 45 | 5 | 5 |
1992 | 平成4年 | 49 | 48 | 6 | 6 |
1993 | 平成5年 | 57 | 52 | 3 | 3 |
1994 | 平成6年 | 34 | 32 | 3 | 3 |
1995 | 平成7年 | 38 | 34 | 3 | 3 |
1996 | 平成8年 | 39 | 33 | 4 | 3 |
1997 | 平成9年 | 38 | 35 | 5 | 5 |
1998 | 平成10年 | 32 | 28 | 6 | 6 |
1999 | 平成11年 | 19 | 19 | 3 | 3 |
2000 | 平成12年 | 29 | 25 | 4 | 2 |
2001 | 平成13年 | 35 | 31 | 4 | 3 |
2002 | 平成14年 | 21 | 20 | 4 | 4 |
2003 | 平成15年 | 18 | 12 | 2 | 2 |
2004 | 平成16年 | 21 | 20 | 3 | 3 |
2005 | 平成17年 | 19 | 18 | 5 | 5 |
警察庁「犯罪統計書」による。嬰児殺とは1歳未満の赤ちゃんを殺害すること。
14歳未満の触法少年を含まない。
1945~1972.5.14の沖縄の数値を含まない。
※昭和23年と昭和24年は「犯罪統計書」に半年分のデータしか見つけられなかった。
「犯罪統計書」では昭和41~46年の女数が見つけられなかった。
掲載資料をお判りの方はご教示をよろしく。
嬰児殺の9割が母親の犯行であることは女数の多さで判る。
コメント:
子供の虐待・自殺を検索してたら、こちらに来ました。
過去の事件とは言え、読んでいて胸が痛くなりました(T_T)
Posted by: 山本 理恵子 at 2010年07月09日 03:27
赤ちゃんだけはなく、昔はいまの何倍も子供が殺されていました。数だけではなく、昔は想像を絶する残虐な事件が多発していました。事件データをご覧ください。
Posted by: kangaeru2001 at 2006年11月20日 07:42
ほんとにいまは平和なよい時代になりました。
デタラメな情報を流して不安を煽ってる人は、それによって不正に金儲けをしようとしているのです。
正しい情報を少しでも広めていただければ幸いです。
早速のレス有難うございました。
そこまでは辿り着きましたがその中味を独自にテータ化されていたのですね、有難うございました。
昨今親の子殺しが多く胸を痛めておりました。
しかしデータにあるように嬰児殺人は戦後をピークに確実に減ってきてるのですね。出生率の低下を加味しても現実には減少してます。
私達は軽々に「世の中悪い方へ向かっている」と発言するのはやはり間違いなのでしょうか?それも大人特有の「昔はよかった病症候群」なのでしょうか(笑。
Posted by: G at 2006年11月19日 10:02
Gさん、どうも。
Posted by: kangaeru2001 at 2006年11月19日 03:28
嬰児殺(赤ちゃん殺し)検挙者統計は上に記しているように警察庁「犯罪統計書」を元にしています。昭和22年から毎年発行されている「犯罪統計書」60冊をすべて見て数値を取り出して独自に作成したものです。昭和21年以前のデータは昭和22年度版にまとめて掲載されています。
警察庁「犯罪統計書」は国会図書館などの大きい図書館か、警察庁情報公開室で閲覧できます。
平成12年以降は警察庁サイトにアップされています。
http://www.npa.go.jp/toukei/index.htm
「平成○○年の犯罪」という名前になっています。
なお、2005年のデータを追加しました。
Googleで検索して辿り着きました、昨今問題視されてる事件のことなので大変興味深く拝見しました。
【http://kodomo.s58.xrea.com/gbaby.htm】
↑このデータの出所(URL)を教えて下さいませんか。宜しくお願い致します。
Posted by: G at 2006年11月18日 17:00